8月31日午後8時より、「八朔祭(はっさくさい)-お千度(せんど)-」を斎行しました。
二百十日の時期である八月の朔日(旧暦の八月一日)に、五穀豊穣と天災除けを祈願する祭事です。祝詞奏上の後、参列者が御本殿のまわりをゆっくりと三周歩く「お千度まいり」を行いました。
本来、祭事に続き「鉄扇音頭・踊り(京都市無形民俗文化財指定行事)」の奉納を一乗寺郷土芸能保存会の皆さんによって行っていただくのですが、台風接近の情報を受けて残念ながら今回は中止となりました。
鉄扇音頭とは、京都洛北地域一帯に残る江戸中期起源の盆踊りあり、楽器等を使わず、音頭取りの唄に合わせ、踊り手がゆったりと踊ることが特徴です。
秋の一乗寺地域の催しで披露の予定もあるとの事ですので、機会がありましたら是非ご観覧ください。