4月7日に『神弓祭(しんきゅうさい)』が行われました。
神弓祭とは神前で弓を引き的を射る祭です。当日、境内には的や鏑矢(かぶらや)が宮座の上座座員により準備されました。
今回は神弓祭の様子を見どころと一緒に皆さまにお届けします。
弓矢は日本古来より、神聖で霊的威力を持つものと信じられており、その力で悪魔を祓ったり、不作を占ったりしようとした神事になります。
昔は矢の一本一本を農作物の種類になぞらえて、的から外れたものは不作と判断していたそうです。
見どころ① ~矢を射る~
弓を射るのは昨年上座に上がった座員と、今年上座に上がる座員の2人で古式作法に従い弓を放ちます。
お二人ともこの日のために一生懸命練習をされており、当日は見事に的を射止め、歓声が上がりました。
見どころ② ~古式作法~
やはり的を射るシーンが印象的な神弓祭ですが、射るまでの古式作法に沿った動作も魅力的です。二本の矢を各々3回ずつ放たれた後、二本の矢を手に持った状態で、砂山の横に置かれた鏑矢(かぶらや)を取る作法がかなり難しいとのことで、とても緊張感が伝わる場面でした。
神弓祭の様子を動画で撮影したものをインスタグラムに投稿しております!どうぞご覧ください。
5月には八大神社に大祭『氏子祭』が行われます。
こちらの準備の様子などもアップしていきますのでお楽しみに!