お神輿に御分霊をお遷しする重要な神事である5月4日夜の「宵宮祭(よいみやさい)」の様子です。本年は4年ぶりに灯りのともった美しい御神輿が夜の一乗寺を巡行しました。
下一乗寺地区は午後6時45分頃より斎行。
担ぎ手による「鐶(かん)まわし」が神社に到着した後、男神輿、女神輿、子供神輿、の3基に御分霊が遷されます。
下一乗寺の商店街を中心とした巡行路を賑やかに勇ましく進み、御旅所(高野交差点北側の地蔵本公園)に到着します。
上一乗寺地区は午後8時頃より斎行。
静寂の中、お御霊遷しが行われた後、大人神輿、子供神輿のそれぞれに鳳凰が取り付けられ巡行がはじまります。
松明(たいまつ)と高張提灯を先頭に、まず子供神輿が元気に楽しく巡行。 続いて大人神輿が、宮座の座員と奉賛会を中心とした舁き手によって力強く担がれ、神社境内で勇ましく担ぎ動かされた後、参道を下り、鳥居を抜けて下り松の方向に進みます。所々にはかがり火の焚かれた巡行路を北に南に勇壮に巡行し八大神社へと還御します。